コース概要
このコースは3Dデジタル造形の世界で主流となっているZBrushの機能制限版である「ZBrush Core」を使って、デジタル造形を行うための鉄板ワークフローをお伝えします。
私が実際にいくつかのデザイン専門学校や美術大学で講師を務める授業と同じワークフローなのですが、このワークフローで学ぶ学生さんは初回の授業の最初の一時間でとてもクオリティの高い3Dモデルを作ることができるようになります。
このワークフローをもとにして、
さらに便利な機能を少しづつ学ぶことで
実際に作品を作りながら学ぶことが可能ですから、
一気にマニュアルを叩き込むような、詰め込み式ではありません。
まずは、なんでもいいので少しシンプルなキャラクターの
アイデアを考え、正面から見たところ、側面から見たところを描いてみてください。
このコースを終える頃には、きっとそのキャラクターは魅力的な3Dモデルとして、あなたの目の前にいることでしょう。
もちろん、既存のキャラクターで
トライしていただいてもかまいませんし、
私が描いた今回のキャラクターのスケッチを使っていただいてもかまいません。
またこのコースでは、最新の3Dプリンター「Form2」を用いて
デジタル原型を出力する工程のレクチャーも含まれています。
「Form2」は液体の樹脂を光で硬化させるタイプのプリンターで、
出力したのもを
そのまま原型として型取りに使えるほど
高い精度での出力を実現できます。
この「Form2」を扱うための「Preform」というフリーのソフトの扱い方も
まとめてレクチャーをご用意しました。
さらに、「Form2」で出力した原型を、、、
○表面処理をする際のプロが教えるコツ。
○シリコン型での型取りマニュアル。
○カラーレジンでの複製。
などなど、デジタル原型の内容に止まらず
このコースのタイトルの通り、自分だけのフィギュアを作るのに
必要なほぼ全てのスキルに関してレクチャーを用意しています。
あわせて、アマゾンの電子書籍版の
当コースのガイドブックをご覧いただくと
よりわかりやすく
さらに理解を深めていただけると思います。
アマゾンのサイトで、
「zbrush core」で検索して、当コースの
トレードマークのひよこちゃんが表紙の本を
選びご購入・ダウンロードしていただけます。
3Dモデリングの内容だけなら「上巻」
3Dプリント、型取り、複製、カラーまで
アナログ的な内容も知りたいかたは「下巻」
をご覧ください。
これでもまだまだデジタル原型の、
アナログ作業のテクニックも
ほんの入り口です。
今後もさらに技術や知識を深めることができるようなコースを
作って行く予定です。
さあ!
一緒にデジタル造形を楽しみましょう!!
必要条件
- パソコン
- ZBrush Core
- ペンんタブレット(推奨)
Course Curriculum
Lesson 1
ZBrush Coreのインストール
Lesson 2
ZBrush Coreのインストール、アクティベーション
Lesson 3
言語設定、カメラ操作、イニシャライズ、ポリメッシュ...
Lesson 4
スカルプトの基礎
Lesson 5
キャラクターモデリング1 グリッドにスケッチを貼る
Lesson 6
キャラクターモデリング2 シンメトリーとラディアル...
Lesson 7
キャラクターモデリング3 ラディアルシンメトリーの...
Lesson 8
キャラクターモデリング5 マスクを使った造形
Lesson 9
キャラクターモデリング6 オブジェクトの追加ーアペ...
Lesson 10
キャラクターモデリング7 ダイナメッシュとディバイ...
Lesson 11
キャラクターモデリング8 ディバイドによるポリゴン...
Lesson 12
キャラクターモデリング9 ・hPolish
Lesson 13
キャラクターモデリング10 ・ギズモ使い方 ・ MASK...
Lesson 14
キャラクターモデリング11 ・腕の作り込み
Lesson 15
キャラクターモデリング12 ・翼の造形1 ・DamSta...
Lesson 16
キャラクターモデリング13 ・翼の造形2 ・DamSta...
Lesson 17
キャラクターモデリング14 ・ディバイドとサブディビ...
Lesson 18
キャラクターモデリング15 ・ BPR ベストプレビュー...
Lesson 19
キャラクターモデリング16 ・前半ーデザイン面につい...
Lesson 20
キャラクターモデリング17 ・生クリーム形状の造形方...
Lesson 21
キャラクターモデリング18 ・ラディアルシンメトリー...
Lesson 22
キャラクターモデリング19 ・続きです。さらに作り込...
Lesson 23
キャラクターモデリング20 ・再びマスク、抜き出し...
Lesson 24
補足のレクチャー
Lesson 25
キャラクターモデリング21 ・手ブレ補正 ストロー...
Lesson 26
キャラクターモデリング22 ・造形の細かいパーツを...
Lesson 27
キャラクターモデリング23 ・引き続きディテールア...
Lesson 28
キャラクターキャラクターモデリング24 ・帽子の造...
Lesson 29
キャラクターモデリング25 ・帽子の造形 リボンを...
Lesson 30
キャラクターモデリング26 ・帽子とリボンの合体
Lesson 31
キャラクターモデリング27 ・Move トポロジカルブ...
Lesson 32
キャラクターモデリング28 ・靴パーツのディテール...
Lesson 33
キャラクターモデリング29 ・マスクのストロークと...
Lesson 34
キャラクターキャラクターモデリング30 ・3Dプリン...
Lesson 1
3Dプリントの技術と知識1
Lesson 2
3Dプリンターで出力、Form2準備
Lesson 3
デザインデータを変更(技術的なレクチャーではあり...
Lesson 1
表面処理 サーフェイサーを吹く
Lesson 2
型取りのためのセッティング、配置の仕方
Lesson 3
シリコン型を作る
Lesson 1
ホワイトレジン(樹脂)を流し込み、複製を作る。
Lesson 1
ペイントモードの扱い方
Lesson 2
ペイントその1
Lesson 3
※「ポリメッシュ3D化」を使って問題を解決する
Lesson 4
ペイントその2
Lesson 5
ペイントその3
About the Expert - welcome.zbush-167846
長野県出身。
フリーランスの3DCGモデラーとして活動。
ロサンゼルスのデザインスタジオ《Bart Kresa Design》に日本人クリエイターとして参加し、アメリカ、インド、日本を始め世界中のプロジェクションマッピングのショーで用いる3DCGモデルの制作を手がけ、2015年のアメリカのミュージアムでのショーでは全シーンのアイディア構想も手がける。
2016年には日本国内最大のエンターテインメントショー
《ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー》のプロジェクションマッピングの制作にも参加。
2017年
●題名のない音楽会5000回記念プロジェクションマッピング制作に参加
●サンマテオミュージアム150周年記念プロジェクションマッピング制作に参加
また現代美術の作品を制作する立体造形作家としても活動の幅を広げ、
3DCGによる立体造形や陶芸の粘土による作品を制作し、
個展やグループ展、アートフェアにて作品を展示。
またフリーのイラストレーター、キャラクターデザイナーとしても活動し、
ユニバーサルスタジオジャパンのキャラクターの衣装やイラストレーション、
プロジェクションマッピングなどアートワークに携わる。
京都造形芸術大学、大阪成蹊大学などで
デジタルモデリングの講師を勤める。
その他、関西を中心にZBrushを広めるためのセミナーや基礎講座を開催。