コース概要
ピアノ上達への近道は、脱力奏法にあった!
ピアノを教える人、学ぶ人のための月刊誌「ムジカノーヴァ」で好評いただいた岳本恭治さんの講座を、よりわかりやすく映像で再現します。
豊かで伸びのある響きをピアノで奏でるためには、脱力奏法が不可欠です。とはいっても、ただ力を抜けばいいわけではなく、正しいトレーニングをしないと、腱鞘炎など手の疾患の恐れもあります。
この講座では、ピアノの打鍵システムと重力に逆らわない脱力奏法を丁寧に解説。トレーニング方法も紹介していますので、繰り返し視聴し、脱力奏法を身につけましょう。
<脱力奏法とは>
「脱力奏法」とは、指を自然に伸ばして、重力や無理のない筋力を使って弾くことです。腕の重さと筋肉の弛緩を基本としていて、無駄なく筋肉を使います。「ハイフィンガー奏法」と異なり、弱い音でも響きがついてきて、強い音でも割れることはありません。
■エキスパート(講師)紹介
岳本恭治(Kyoji Takemoto) ピアノ指導者
武蔵野音楽大学ピアノ科・国立音楽院ピアノ調律科卒業。英国トリニティ大学グレード・ディプロマを最優秀で取得。演奏活動と共に「ピアノ構造学・改良史・奏法史」のセミナーを行う。「国際フンメル賞」受賞。著書「ピアノ大全」(ヤマハ)他多数。現在、国立音楽院指導講師、日本J.N.フンメル協会会長、国際フンメル協会名誉会員、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。
〈岳本恭治氏からのメッセージ〉
このコースでは、手の形やトレーニング方法など、重要なことを何度も繰り返し視ていただくことができます。特に、腕の重さを知る方法、また無理のない筋力の使い方、脱力奏法のための基本的な知識を学んでいただけます。
脱力奏法のトレーニングを無理なくしていただくように解説をしていますので、ぜひ、このチャンスにご自分の奏法を見直して、美しい響きでピアノが弾けるようにしていただきたいと思います。
岳本恭治オフィシャルサイト http://hummel1778.com/
必要条件
- ピアノ
Course Curriculum
Lesson 1
プロローグ 脱力奏法とは:その歴史と身体や音への影...
Lesson 2
手順1 腕の重さを知る:準備体操~腕の動かし方
Lesson 3
手順2 腕の重さに耐えられる指を作る:第1関節と指の...
Lesson 4
手順3 指を独立させる練習:「ショパンポジション」...
Lesson 5
脱力奏法の基礎トレーニングまとめ:一連の動作を流れ...
Lesson 6
ショパンとヘルツの2つの課題を使って:付属の楽譜を...
Lesson 7
楽譜ダウンロード
About the Expert - 音楽之友社 e-playing
音楽之友社は1941年に設立されたクラシック音楽の総合出版社です。
「音楽の力を信じ、音楽の心を伝えたい」の理念のもと、雑誌・楽譜・書籍などを出版しています。
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